こういう本屋もあるのね

2018.04.24 Tuesday 18:19
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    昨晩NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』で1軒の町の書店をやっていた。

    新聞のテレビ欄に「注文殺到!3000人待ちの本屋」とあり

    本屋で3000人待ち? どういうことだろうと思って見始めました。

    一万円で店主さんが本をみつくろって送ってくれるというもの。

    それが3000人待ちということだ。

    面白い内容の番組でした。

     

    私は常日頃積み本がたくさんあるので、

    番組の冒頭では読む本を探すという行為

    しかもそれを人に依頼するということがわからなかった。

    私の周りには読書家さんがたくさんいるし

    新聞からでもたくさん本の情報は得られる。

    ここで依頼する人にはそういう友だちとかいないのかなぁと単純に思った。

    でも番組が進むうちにいろいろなことがわかってきて

    それは興味深く、また面白い発見だった。

     

    店主さんは「カルテ」と読んでる調査書を依頼主からもらっている。

    読書歴とか辛かったこととかうれしかったこととか

    家族構成とかもきっと聞いているだろう。

    かなりの量のカルテから、会ったことのない依頼者の人となりを考え

    店主はこんな本をこの人に読んでもらいたいと選ぶのだ。

     

    番組から察するに、依頼される人の多くは

    悲しみや苦しみの中にいるようで店主さんも

    「暗い本は選ばない」というようなことをおっしゃっていた。

    売れている本を売るのでなく、読んでほしい本を売る本屋さん。

    こういう商売の仕方も専門書を扱うわけでない

    一般の町の本屋でもできるのだなぁ。

     

    しかし強く印象に残ったのは依頼者さんたちの文章力とでもいうべきか。

    断片的に映し出されたカルテの映像やお礼状。

    その文面たるやなかなか文学的でびっくりであった。

    どんな設問が書かれてあるかはわからないが

    何日もかかって書くような数枚のカルテ。

    読書歴も20冊くらいはあげなくてはならない。

    読書家であり、それによって培われたであろう表現力。

    きっとカルテを書くだけでも、

    依頼者はご自身を客観的に見ることができてしまっただろう。

    ベストセラー本でなくて、遠くの地の会ったこともない本屋さんが

    私のことを考えてみつくろってくれるおすすめ本。

    わくわくしてその到着を待っていることだろう。

     

    その本屋さん、それだけの付加価値がついているのに

    本と送料の実費しかおとりになってないそうです。

    本を選ぶためにはご自身がたくさん読んでなければならない。

    小さな頃からたくさんお読みになっているらしいが

    それでも大変な毎日でしょうねぇ。

    「本を読んで自分の中の正しいことをみつけてほしい、本は味方だから」

    これが店主岩田さんのメッセージだった。

    想像の世界を楽しんで

    2018.02.26 Monday 09:30
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      もうじき2月も終わろうとしていますがまだまだ寒いです。

      今月は私の教室の発表会、そして昨日は師匠の教室の会と

      2つのギターイベントがあり、体調管理に一番気をつかって過ごしました。

      とはいえ、合間には人と会ったり、一昨日は落語を聴きに行ったりしたの。

      まったく落語には縁のない生活ですが、今とっても人気あるのよね。

      若い女性も寄席に大勢いらっしゃるそうです。

      一昨日は落語好きならどなたもご存知の「井戸の茶碗」「金明竹」

      この2つでした。いやぁ楽しかったわぁ。

      おもしろかっただけでなく、とっても良いお話だった「井戸の茶碗」。

      「金明竹」は、7つ道具の口上の部分、家へ戻ってから復習してしまった。

      落語や本はそこから自身の頭で想像し映像化するわけですけれど

      本当にすばらしい娯楽のひとつだとあらためて思いました。

      でも想像も自分の中に経験や知識がなくては膨らまない。

      とはいえ私が人生で経験できていることなんてこれっぽっちでしかない。

      だからいつでも好奇心・知識欲がなくてはいけないなと思う

      経験できることがあるなら積極的に経験したいものです。

      良いことも悪いことも、楽しいこともつらいことも

      ありがたかったことも、不愉快なことも

      満たされた思いも、くやしかったことも

      すべては私自身を作る糧になる。

       

      昨日は会から帰宅したらお隣さんから夏みかん頂きまして

      今日はピールでも作ろうかと思っています。

      実は釣りが好きなんですけれど

      2017.12.26 Tuesday 13:50
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        先週(19日)の日経「地球ぐるりとEYE」で

        イスタンブールのガラタ橋で釣りの記事が書かれてあった。

        いやぁなつかしい。私、30年前にここで釣りをしたのだ。

        初めての海外旅行先の一つにがここイスタンブール。

        今でもここが一番楽しかったと思える場所で、

        トルコではNHKの朝ドラ「おしん」が放映された直後だったらしく

        歩いていると「ヤーパン、おしん」とやたらと声をかけられる。

        イスラム圏でカルチャーショックが大きく、

        わたしはただ道を歩いているだけでも楽しかった。

        そしてガラタ橋、2重になっていて上は車道、

        下はレストランがあったり、人しか通れなかった。

        そこから釣り糸を垂らしている人が大勢いた。

        実は私は釣りが大好きなのである。

        だから手振り身振りでやらせてと頼んでやらせてもらった。

        竿ではなくて、糸釣り。直接手にあたりがわかる。

        先には毛針が5つくらいついているので餌をつけることもない。

        すぐにあたりがあって、引き上げるとヒコイワシみたいのが釣れていた。

        私は針から魚をばらすことももちろんできるので

        つまり魚をつかんで、口の針をはずすことね、それをやろうとしたら

        左右から何人もの人が手を貸そうとしてくれて、

        そのとき初めて私そのものが見せ物になっていることに気がついた。

        顔を隠さない女(当時はトルコでは多くの女性が外に出歩かないし、

        出かけるとしたら全身を包んでいる人が多かった)、

        しかも日本人の若い女、というだけで黒山の人だかりだった。

        びっくりした。振り返ったら本当に私の周りは私を見ている人ばかり。

        釣れた魚はバラしてくれるは、お茶は出てくるわで、楽しかったわ。

         

        その新聞記事を読むと、釣り人は相変わらず多いらしい。

        そしてお魚は枯渇しているらしい。

        写真も掲載されていたが、こんなに大勢では

        隣の人と糸が絡まっちゃうだろうに。

        なんだか無性に釣りがしたくなりました。

        だれか誘ってぇ。

         

         

        ポロンクセマ≒7.5キロ

        2017.12.14 Thursday 09:40
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          日本語の「木漏れ日」とか「わびさび」

          最近の言葉では「積ん読」とか、その単語一言で表現されていること。

          これが簡単に他の言語に翻訳できないの。

           

          先月12日の日経に世界のそんな言葉をいくつか紹介されていて

          2年前には本も出ています。

          すぐに図書館で借りて読んでみたのだけれど、素敵な本でしたよ。

          『翻訳できない世界のことば』(創元社)

          書いた人は米国人の女性ですけれど

          その中に日本語からは先にあげた3つ。

          それと「ボケっと」がありました。

           

          「木漏れ日」のように自然を描いた言葉で

          多くの人が覚えやすくて使えそうでとても気に入ったのが

          スウェーデン語の「モーンガータ」

          水面にうつった道のように見える月明かり。

           

          日本人には使えないけれどお国柄が出てるなと思われる

          トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離

          フィンランド語「ポロンクセマ」

          だいたい7.5キロだってさ。

          今月忙しいであろうトナカイさん。

          案外体力ないですな。

           

          BillyElliot観てきました

          2017.09.02 Saturday 16:17
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            先日ミュージカル『Billy Elliot』観てきましたよ。

            2000年に作成された映画、邦題『リトルダンサー』の舞台版。

            ミュージカル映画の多くは舞台先行が多いと思うのですが、

            これは映画から舞台化されたものですね。

            私はこれを2015年ロンドンで観ました。

            そのことはちょっとだけブログに書いたわね。

            (ちなみに私が観た日はビリーとマイケルやったふたりの少年

             その日が最後の日だったらしい。

             開幕の前に解説者が現れて何か長く舞台で喋っていたが

             何を話しているかまったくわからなかったが、そのことだったね。

             日本に帰宅してそのことyou tubeで知りました) 

            とにかく出ずっぱりの子どもたちダンスレベルが高かったこと

            まったく英語が聞き取れなかったこと

            そして何より映画とはまったく別物と思えるくらい

            すばらしいミュージカルであったことが印象に残っていました。

             

            それが帰国してかなりすぐ、その年の秋くらいでしょうか。

            日本で、日本人でやるらしいということを知人から教えてもらいました。

            えぇっ? 無理でしょう。主役をやれる子どもなんているの?

            「これから育てるらしいですよ」

             

            というわけで、1年以上かけて発掘し、育て上げた少年たちが熱演している

            日本人版『Billy Elliot』すごく良かったですわ。

            ビリーをやる男の子は5人、親友マイケルは4人。

            大人たちはダブルキャストですから

            もうありとあらゆる組み合わせで観ることができたら

            とっても面白いと思うけれどお金が続かない。

            中学生くらいの男の子、tapもballetもバク転もできなくちゃいけない

            もちろん、ミュージカルだから歌えなくてもいけない。

            私は日本では無理だろうと思っていた。

             

            ロンドンはいくつもの劇場でいくつものミュージカルを毎晩やっている。

            ロンドンだけではない。

            私が滞在していた兄の部屋があったウィンブルドンにも小さな劇場があって

            あの時確か「サウンドオブミュージック」やっていたと思う。

            兄曰く「白鳥の湖やっていたとき見たけれど、ひどくって」

            なのだけれど、このように町々に小さな劇場があって

            舞台を見る環境がいつもあるというのは

            そういう舞台に立ちたいという感覚が育つわけで

            そういう土壌があるかないかで違うのだ。

            日本ではそういう土壌はないわけで人材は育たないものね。

            だから今回長い歳月をかけて育てあげて舞台化されたのだ。

             

            いやぁほんと、少年少女は大変がんばりました。

            ミュージカル見終わってから数日は

            街の中でこのくらいの男の子とすれちがっただけで

            どの子もビリーに思えてしまった。

            こんな子どもがあの舞台を背負っているわけで。

            日本の未来も捨てたもんじゃないとちょっと思った数日でした。

            ほんの少しチケット残っているようなので

            ぜひともご覧になるといいと思います。

            ぜひ、ぜひ!

            周五郎展というのがありまして

            2017.06.19 Monday 18:26
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              山本周五郎は私の好きな作家の一人です。

              今年は没後50周年ということで、ちょっと小さなブーム。

              生誕地である山梨県では先週まで周五郎展やっていました。

              4月に甲府に行ったときにその「山本周五郎展」のチラシを持ちかえり、

              よく見ると期間中に2本映画上映があると書かれてありました。

              一本は黒澤明の「赤ひげ」、もう一本は三隈研次「青葉城の鬼」

              赤ひげは何度も観ているがもう一本は知らないぞ。

              これは「樅ノ木は残った」が原作だそうだ。

              この小説はNHKの大河ドラマとなり、

              周五郎の作品の中でも多くの読者がベスト1に選ぶ作品だ。

              かなり渋い映画のようで、どうやらDVD化もされていない。

              では観に行こうと日帰りで甲府へ行ってきました。

              この県立文学館は駅から離れていて、しかもバスの本数も少なく不便。

              でも私ここ二回目なのね、前回は何を見に来たのかしらん。

              やはり周五郎関係できたのだと思うけれど。

              こちらでは周五郎本、初版本を実際手に取って見ることが出来ました。

              私が一番時間をかけて見ていたのは手紙。

              その中に、まるで私が日々お世話になっている整体の考え方と

              同じようなことを周五郎が友だちに書いていました。

              『あらゆる病気は「死」とは無関係である。

               肉体からの「赤信号」であり、 休めという・・・』

              なんだかチマチマとした文字が、やはり周五郎が好きだった

              私の亡くなった父の字にちょっと似ていました。

               

              映画は直前5月中に本を読んで予習しておいたので

              なんとか理解できましたが、映画だけだったら???でしたでしょう。

              原田甲斐は長谷川一夫、宇乃さんは高田美和でした。

              宇津井健とか天知茂とかでてましたが、他はよく知らない役者さんで

              顔の区別ができなかったので、本当に本を読んでいってよかったなぁ。

              もう寝ちゃっている人もかなりいたのも事実です。

              半世紀経って、あまり話題にならない映画。

              決して出来が悪かったとは思わないが、やはりNHKの大河がね、

              ほとんどの人はその印象でしょうから。

              客席ではたぶん、こんな私も若年層。

              周五郎展は秋には横浜でもあります。

              生まれは山梨、横浜没の周五郎です。

               

              そんなわけで『ラ・ラ・ランド』

              2017.05.05 Friday 05:35
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                観に行ってきました。一言、物足りなかった。

                オープニングの高速道路でのシーンは

                この先どんな歌と踊りが見られるだろうという期待を抱かせてくれたけれど

                ミュージカル役者が主役やらないから

                ダンスも歌も(まぁ歌はなんとか)盛りあがらなかった。

                ただとにかく往年のMGM作品へのオマージュが感じさせられる。

                公園のふたりのダンスはF.アステア&S.チャリシーだろうとか

                ここは「巴里のアメリカ人」ぽいなぁとか。

                 

                つくづく昔の、セットにお金がかかっていたMGM、すごかったんだ。

                アステアもケリーもシナトラだって、

                女性陣はアン・ミラーやシド・チャリシー、ジュディ・ガーランド

                先日娘のすぐ後おって死んでしまったかわいいデビー・レイノルズ。

                私の好きな女優ジューン・アリスン(グレンミラー物語や若草物語)も

                実は踊れる女優さんだった。

                みんなすごかったんだ。

                というわけで、私には不完全燃焼で終わったミュージカル映画でした。

                あっ、でもピアノは良かったです、うん。

                ミュージカルの話、続き

                2017.04.30 Sunday 09:14
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                  先日ミュージカル映画が好きであるということを書いたのですが、

                  先日(4/22)日経のエッセイ、立川志らく氏が『ミュージカル論』で

                  なるほどと思うことを書いてくださいました。

                  立川氏は私と同じでMGMミュージカル大好きでいらっしゃる。

                  F.アステアやG.ケリーという超一流のダンサーの踊り、

                  ただただ楽しいストーリーで感情をとつぜん歌って踊って表現する、

                  そんなノー天気なミュージカルが大好きだったわけです。

                  で、このエッセーで私がなるほどなぁと

                  理解させてもらったのが次のことでした。

                   

                  60年代に作られた私の大好きなミュージカル。

                  「ウエストサイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」

                  この2大ミュージカルが、ただただ楽しい娯楽作品であったミュージカルに

                  思想(若者の姿や悲劇、戦争批判)を入れ込んでしまったことで

                  ミュージカル映画が崩壊していったという、なるほどなぁと思いましたわ。

                  しかもこの2つの映画はとにかく素晴らしすぎてしまって

                  (どちらもロバート・ワイズ監督、

                  どちらもオープニングの上空からの映像が印象的)

                  それを超える作品ができなかったのですね。

                  さらに決定的なのは先に挙げたような

                  すばらしいダンサーがいなくなったこと。

                   

                  たしかにその後「ジーザスクライストスーパースター」とか「ヘアー」

                  フランスでは「シェルブールの雨傘」なんかもありましたが、

                  やはり決定的なダンスシーンはなく、反戦映画になっていたりで

                  ミュージカル映画の楽しさの華麗なダンスもなく、

                  (作品によっては歌も歌えず吹き替えになっていたり)

                  その華麗な踊りを追うカメラワークがまた良かったでしょう?

                  なんだかまた観たくなってしまった。

                  「That's Entertainment」DVDボックス持っているんだ、4枚組!

                  観ようっとッ!

                   

                  まだ見てないけれど「ラ・ラ・ランド」が良いのですって?

                  ミュージカルっ子 Singin’in the rain 観に行く

                  2017.04.19 Wednesday 09:20
                  0

                    先日「Singin' in the rain」舞台を見に行きました。

                    3年前も来ていたそうですがまったく存じませんで

                    主演はA・クーパー、映画「リトルダンサー」のラストシーンで

                    すっごい跳躍するバレエダンサーですね。

                     

                    この「雨に唄えば」は大好きな映画の一本でして

                    大好きな大好きなG・ケリーの有名な雨の中でのtapシーンのおかげで

                    私は雨の日がまったく苦にもならず、嫌いでもなく

                    できることならバシャバシャと水たまりをtapしてみたいくらいだ。

                    私の映画好きは中学生のころからスタートするのだが

                    今は古い邦画をよく観ているが当時はもっぱら洋画で、

                    しかも母の影響もあってミュージカル大好きっ子だった。

                     

                    初めてスクリーンで観たミュージカル映画は

                    A.ヘプバーンの「マイフェアレディ」だった。

                    この映画を見たのはだいぶ小さな頃だったがこのことは以前書いた気がする。

                    そして高校生の頃「That's entertainment」というのが公開されて

                    (これは人気が出て立て続けにパート2も作成されたくらいなのだが)

                    私はこのサウンドトラック2枚とも買って聞いていたのですね。

                    この映画はMGMミュージカルのおいしいところだけを集めた映画で

                    まだ70年代にはご存命でしたF.アステアなどが進行役で

                    たくさんのナンバーを紹介する映画だ。

                     

                    舞台上でもたくさんの雨を降らせて(12トンだとさ)

                    あのシーンが踊られます。

                    映画の方が良かったシーンもあるけれど

                    舞台で良かったのは映画になかったナンバーのうちのひとつ。

                    これはドンに結局振られてしまう女優リナの歌うシーン。

                    美しいけれど喋らせても歌わせてもひどい彼女が

                    「私のなにがいけないの?」という歌を歌うシーンが印象的だった。

                    何回も観た映画だが、このトンチンカン女優というキャラに

                    なんの感情も抱いてこなかったので、今回

                    「私もがんばってるのよ。なにがいけないのよ」と。

                    そうよね、美人なミュージカル女優使ってるのだし、

                    音痴で奇声を出すだけで終わらせたら失礼、いけないわよね。

                    このナンバー非常によかったでした。

                    そして映画にない舞台の良さはフィナーレにあります。

                    幕間で「Singin' in the rain」のシーンで降らせた雨をきれいに片付け

                    後半がスタートするのだけれど、フィナーレでまたたくさん降らせるの。

                    前3列くらいのお客さんはビニールシートを渡されているくらい

                    お水がかかってしまうから、案外良く見えてないかもね。

                     

                    というわけで私10代で先に書きましたサントラ盤を日々聴き続けたおかげで

                    この有名な映画音楽、ほとんど歌えるのでした。

                    「Good Morning」が「グッドゥモーニング」と発音するのでなく

                    「グッモーヌン」というのもこの映画から学びました。

                    4月いっぱい、お金あったらもう一度観たいな。

                    遺伝も体癖も

                    2017.01.11 Wednesday 09:26
                    0

                      『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康著(SB新書)

                      日本人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書)

                      書いたのが兄なのでなかなか客観的に読めなかったのですが、

                      昨年のベストセラー本『言ってはいけない』(橘玲著)を読んでおられたり、

                      「人間、なにごとも努力すればできるようになる」とか、

                      「私のこういうところ、きっと遺伝だな」と思うようなことあると思いますが

                      そんなことに興味ある方はぜひ読んで感想を本人にぶつけてくださいな。

                       

                      この本には

                      『心的形質の多くは遺伝と非共有環境による』

                      と何度も書かれてある。

                      そもそも『遺伝』と一言で言いますけれど、

                      どんなことが遺伝するのか、どのくらいわかっているのな

                      というのが私にはさっぱりわからないのですが、

                      A・ジョリーのように特定の病気について遺伝が関係ある(病気へのリスク)

                      ということが解明されることは人類に役に立つと思うから

                      どんな遺伝の研究より早くわかれば良いなと思う。

                      次に特定の才能や能力(身体的能力とか知的能力)、

                      そして性格とか心の遺伝。

                      前者の医学的な遺伝の話とこちらは大きく違うことをまず認識し、

                      途中途中「なんか七面倒臭い話やなぁ〜」と思いつつ読んだ後の感想ですが、

                      兄の言うように人間に限らず、すべての現象が「カラープリンター論」だから

                      世の中も人も複雑、且つ面白いのでしょうね。

                      (カラープリンター論:人間の性格もカラープリンターが

                       マゼンダ・シアン・イエローでどんな色も作れるように

                       外向性・情緒不安定性・協調性でどんな性格も作り出せる)

                       

                      そして私が読みながらずっと並行して頭の中にあったことは

                      私が日々お世話になっている整体の考え方に

                      「体癖」というのがあるのですが、

                      そちらからもこの研究はアプローチすると

                      きっと面白いのではないかということです。

                      「体癖」の説明は私にはきちんとできないのですが、

                      ざっくり言いますと体つきとかで人は12種に分類されている。

                      行動や考え方がそれによって違うのね。

                       

                      そこで印象に残っている話をひとつ。

                      それは野口整体の創設者の奥様が書かれた『回想の野口晴哉』(野口昭子著)

                      の中にあったお話で、たぶんお孫さんの女の子。

                      デパートで気に入った靴を見つけたのだけれど、サイズが合わない。

                      それでも欲しいとダダこねたから、他の物買ったりしてなだめたけれど

                      帰って先生にこの話をすると、この体癖の人には

                      「大きいとか小さいとか言ってもだめで、

                      似合う、似合わないと言わないとだめなのだ」

                      なるほどなぁと印象に残っている話だ。

                      私も日々のレッスンで、この人にはどんな表現をすれば伝わるかなと

                      これでもいろいろ考えてやっているの。

                      以前私は音のことで体癖にふれたことがありますが、

                      体癖の違いはどんな音が快いかも分けられるのよ。

                       

                      今この本を久しぶりに引っ張り出して開いてみたら

                      なんと、「教える」という章があって、著書は

                      『教えるということに体癖の研究がとり上げられるようになったら、

                       子供たちは幸せになるだろうなと思った』とあるではないか。

                      やっぱりな。

                      で、この本読み終わって私は日本人の1割に入ったかしらん?


                      Calender
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                      うちはもっぱらこれを使う。
                      山椒も入っていてチョ〜しびれます。
                      実は辛いものが苦手な私。
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                      兄が本出しました。
                      今までのは難しくて、結局読みきれなかったけれど、
                      今回は読めるかも。
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